事務所の先輩後輩として知り合い、現在もライブで共演するなど交流の深いkyo(D'ERLANGER)とHYDE(VAMPS、L'Arc-en-Ciel)。D'ERLANGERが「J'aime La Vie」、VAMPSが「UNDERWORLD」というアルバムをリリースしたことを記念して、音楽ナタリーでは彼らの対談を企画した
それぞれ長いキャリアを誇り、艶のある圧倒的な歌声で多くのリスナーを魅了し続けている2人。旧知の仲である彼らに、出会ったときの印象や互いの新作、そして歌う理由について幅広く語り合ってもらった
(※取材は4月26日に実施)
この4人にとって、バンドというのはD'ERLANGERなんだなHYDE D'ERLANGERって、デビューから1年で“離婚”してるわけですよね。それが“再婚”して10年一緒にいる。「やっぱりこいつらだな」っていう何かがないと、10年は続かないと思うんですけど……。
kyo そうだね。バンドの定義って当然バンドによって違うけど、今僕らがD'ERLANGERをやってて感じるのは「この4人にとって、バンドというのはD'ERLANGERなんだな」「自分たちがD'ERLANGERのメンバーでいることはすごく大切なことなんだな」ってこと。その思いがアルバムにもつながった。
HYDE 確かにバンドってそれぞれですよね……D'ERLANGERのような音楽の作り方をしているバンドは、お互いのことや自分たちの置かれている状況を受け入れたときに見えてくるものが多いと思うんですよ。やりたいことは個々に違うわけだし、それぞれ頭を張れる人たちだから、本来はすごい我が強いと思うんです。でもぶつかりながらもお互い受け入れて、それを繰り返していく中で、「あのときはああだったけど、いいところいっぱいあるし」って思えたときに、どんどんバンドの大事さがわかってくると思うんです。それを支えてくれるのがファンだったりするし。L'Arc-en-Cielも同じなんですよね。受け入れられないことも山ほどあったけど、自分たちのことをちゃんと見守ってくれるファンがいて、そのおかげで続けてこれた。「なんだかんだでこのメンバーしかいないんだな」って思えるようになるには、続けないとわからないですね。
今回のVAMPSは荒くれ者kyo VAMPSのアルバムは、今日リリースなんだよね(※取材は4月26日に実施)。しかも2年ぶりとか。
HYDE はい。kyoさんたちの真似してます(笑)。スケジュール、追ってますから。
kyo D'ERLANGERの場合、いきなり決まって、パッとリリースするから追えないって(笑)。あのね、今回のVAMPSのアルバムは荒くれ者だなあって思ったよ。
HYDE へへへ(笑)。
kyo でも、やりたいこととか、いようとする場所がすごく明確なアルバムだなって思った。このアルバムを通して、いろんな枠を飛び越えていくんだろうなっていうのは感じた。「UNDERWORLD」っていうアルバムタイトル通り、ダークでヘビーな世界観だし、叫んでるし。僕はすごく好きだね。
HYDE 今回は叫びたかったんですよね。kyoさんみたいに。
kyo(D'ERLANGER)
kyo 僕はもうあんまり叫びたくない(笑)。今回のアルバムも歌が中心だしね。「UNDERWORLD」は今のVAMPSだからできたアルバムだっていう気がする。例えばD'ERLANGERの場合、「LAZZARO」(2007年3月リリース)っていう復活後初めてのアルバムの感じを今作ろうと思ってもあの内容にはならないだろうし、逆に当時「J'aime La Vie」のようなアルバムを作ろうと思ってもアレンジや歌詞は全然変わってたと思う。そういった意味で、今VAMPSがさらに外に向かっていこうとするうえで必要なのがこのアルバムなんだなと。ちょっとでも時期が違ってたら、生まれなかったアルバムだと思う。気持ちいいですよ。HYDEみたいに音楽シーンのど真ん中にいるヤツが、こういうヘビーなアルバムを作って、型にはまらず枠をはみ出ていこうとしてるのは。それは観てて聴いててうれしいし、「もっとやれ! もっとやれ!」って思ってる。
HYDE あざまっす!
2人が歌い続ける理由HYDE kyoさんは歌っていない自分の姿って想像できますか?
左からkyo(D'ERLANGER)、HYDE(VAMPS、L'Arc-en-Ciel)。
kyo あまり考えたことがないけど、想像できないな。歌い続けている理由とか原動力とかも考えたことがないし。かと言って歌うことが自分にとって自然なことというわけではないんだよね。ただ今胸を張って言えるのは、D'ERLANGERっていう歌う場所があって、4人で音を作る場所があるので、僕は歌えているんだってこと。D'ERLANGERがなくなって、歌う場所を探さなきゃいけなくなったときに自分が歌うための理由を探すんじゃないかな。
HYDE 僕の場合は、これしかないからですね。僕から歌を取ったら、どうやって食っていけばいいのかわからないし。
kyo いや、そんなことないでしょ?
HYDE だって仮に絵の道に進んだとしても、僕は食えないと思う。必ずしも職業っていうのは、自分のやりたいものではなかったりする。自分が選んでいるわけではなくて、世の中に選ばれたものでもあったりする。僕の場合、この時代の流れに選んでもらえたというのはあると思いますし、だからこそ音楽を続けていられる。音楽活動も楽しいので天職だなとは思うけど、例えば今と同じくらいお金を稼いだり、みんなに評価されるのなら絵を描いているかもしれない。でも僕が選ばれたのは歌だから。
kyo 「歌に選ばれる」っていうのはすごくわかるな。ミュージシャンになりたいと思ってプロになれたとしても、みんな同じスタートラインに立って、同じ土俵かって言ったら違うし。例えば誰もが東京ドームでライブができるわけじゃない。いろんな生き方があって、いろんな選ばれ方があるわけで。それぞれなんだよね。でも、これは長年歌ってこないとわからなかった。若いときは隣の芝生が青く見えることもあったし、それが自分の原動力にもなってた。ただ今は自分のいる景色が素晴らしいという自信があるし、求めてくれる人がいるから。それに素晴らしいものを作ったアーティストをリスペクトできたり、影響を受けたりできるのはいいことだなとやっと思えるようになった。
HYDE それと評価してくれる人がちゃんといるから。その人たちにちゃんと応えようっていう気持ちが、kyoさんも僕もあるんですよね。
kyo そうだね。音楽ってスポーツと違って勝ち負けがあるわけじゃないし、その人の価値観に左右される部分が多い。HYDEが言うように、自分たちの音楽を評価してくれたり、求めてくれる人の存在が自分たちの強みになるし、そこから大きいエネルギーが生まれてる気がする。
HYDE ええ。ファンの存在は大きいですよね。
kyo ホント。彼らがいるから歌い続けることができる。
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全文はこちら一部抜粋の記事です。
人の生きている様や人生観や想いなどを聞くことは
勉強になるので好きなのだけど、
それが大好きな人の事だと、
なお心に響きますよね
+。(*′∇`)。+゚
そして私も頑張ろうと思うのです☆
HYDE様、どこまでも応援していますから☆
ず〜〜〜っと見届けさせてくださいね☆
(人´∀`).☆.。.:*・゚
出来ればHYDE様と一緒に
この世の中を変えていきたいな〜
なんちゃって(^^ゞ遊びに来て下さって有難うございます<(_ _)>
来て良かったと思われましたらお願いします☆(^^ゞ


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posted by miumiu☆彡 at 17:00
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†HYDE
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