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    2016年10月30日

    HYDE 奇跡のユニットHYDE×YOSHIKIを語る「ある種の天才ですよね」



    VAMPS主宰<HALLOWEEN PARTY 2016>の初日の前日に

    BARKSは神戸ワールド記念ホール会場内にてHYDEインタビューを行なった。
    テーマは北米ヘッドラインツアー
    <VAMPS North American Tour 2016 With Special guest Citizen Zero>など
    多岐にわたったが、ここではその中から特に

    <VISUAL JAPAN SUMMIT 2016>で実現した
    奇跡のユニット“HYDE×YOSHIKI”に焦点を絞ったセクションをお届け
    したい。

    遡ること2週間前、ちょうどここ
    幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールを沸騰させた歴史的瞬間をHYDEが今、振り返る。

     * * *

    ■リラックスして挑めてね
    ■すごく楽しめました


    ──<HALLOWEEN PARTY 2016>の前週に、幕張メッセで開催された<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016>にHYDE×YOSHIKIとして参加するという事件がありました。ぜひともこのお話をうかがわせてください。

    HYDE:いいですよ。

    ──MCではYOSHIKIさんが「L'Arc〜en〜CielとX JAPANが一緒にいるって面白いね」と笑顔をみせ、HYDEさんは「意識しなかったけど、よく考えたら」と話していましたが、今振り返ってどんなステージでしたか?

    HYDE:リラックスして挑めてね。だから、すごく楽しめました。<HALLOWEEN PARTY>みたいに自分が仕切っているイベントではないから、気楽に行って気楽に演奏して、楽しんで帰ったという感じです。

    ──ピアノとヴォーカルだけで聴かせるというステージにも気負ったものはなく?

    HYDE:あぁ、X JAPANの曲は結構練習しましたけどね(笑)。しっかりと覚えていない曲だったりもしたから、ほとんど毎日歌ってましたね。だから逆に言うと、L'Arc〜en〜Cielのほうが歌が不安定だった(笑)。

    ──はははは。そんなわけないじゃないですか(笑)

    HYDE:余裕やろ、と思っていたら、あ、案外歌詞覚えてないって(笑)。

    ──くくく。イベント開催一週間前にHYDE×YOSHIKI名義での参加が発表されて、この歴史的な瞬間に2人が何を演奏するのかということにも注目が集まりました。当日はL'Arc〜en〜Cielの「MY HEART DRAWS A DREAM」と、X JAPANの「Say Anything」といった2曲が披露されましたが、この選曲はどのように?

    HYDE:お互いに、それぞれ1曲ずつ選んだんですね。YOSHIKIさんが「X JAPANの曲とL'Arc〜en〜Cielの曲をやろうよ」とおっしゃったんで。

    ──それで、HYDEさん自身が「MY HEART DRAWS A DREAM」をセレクトしたと。

    HYDE:うん。X JAPANの曲がバラードなら、「MY HEART DRAWS A DREAM」でエンターテイメントしたいし、X JAPANの選曲がエンターテイメントしてきたら、別の曲を挙げてましたね。そう考えて一応、X JAPAN次第でどちらでもいけるように候補を2曲挙げてたから。

    ──結果、X JAPANの曲は「Say Anything」という代表的なバラードでした。「「MY HEART DRAWS A DREAM」でエンターテイメント」というのは、35,000人を巻き込むシンガロングということでしょうか。

    HYDE:そうですね。ピアノといっても、バラード2曲ではおもしろくないなと思ったので、L'Arc〜en〜Cielのみんなで歌えるような明るい曲も悪くないかなって。

    ──たとえば、これまでL'Arc〜en〜Cielのライヴでは「叙情詩」や「BLESS」をアカペラで披露することがありましたが、あの大観衆を前に、ピアノ伴奏で歌うということはどんな経験になりましたか?

    HYDE:ここのところアコースティックライヴ(<VAMPS LIVE 2016 -ACOUSTIC DAY->)をやっていたのでね、ほぼその延長線で臨むことができたかな。あれがなかったら、すごく緊張していたかもしれないですね。アコースティックライヴのおかげで、どんなに演奏が薄くてもできる人間になったというか。気持ちよく歌うことができました。

    ──アレンジも含めてリハーサルはどのように?

    HYDE:僕のレコーディングが終わってすぐくらいに、アメリカのYOSHIKIさんのスタジオで軽く。“この曲をやろうか”“じゃあ、こんな感じで”“キーが高いから音を下げようか”っていうレベルでしかやってないですね。あとはもう当日、YOSHIKIさんはピアノを楽屋に入れてたので、そこで3〜4回「MY HEART DRAWS A DREAM」は合わせたかな。それまでは本当に忙しそうだったから、「あー、やっと練習できるー」みたいな感じでずっとピアノを弾いてましたね。

    ──で、やっぱり驚きはHYDEさんの歌う「Say Anything」だったんです。個人的な感想を言えば、原曲の記憶が頭から消えるくらい新しい曲として届いたというか、HYDEさんの曲として響いたというか。

    HYDE:あぁ、それはキーを下げているのもあったと思う。僕が「1音下げてください」って言ったんだけど、1音下げると鍵盤的に余計ややこしいらしくて、「1音半でもいい?」って言われたので、さらに半音下げたんですよ。そうすることによって、かなりラクに歌えるようになって、結果よかったですね。

    ──HYDEさんの音域で歌うことができたから、表現力の部分で自身のヴォーカル的なテクニックが活かされたと。

    HYDE:そうそう。そうすることによって、いろいろな表情を出せるようになったんですね。キーが高いままだと、ずっとひとつの音色になるくらい難しい曲なんですよ。下げることによって自分のテリトリーに入ってきたというかね。それでも難しかったんで、さっき言ったようにやっぱり毎日歌わないと、という感じでしたけどね。

    ──それと、ステージ上にあったのはYOSHIKIさんのピアノだけ。HYDEさんの黒い衣装とYOSHIKIさんの白い衣装のコントラストをくっきりと浮かび挙げるようにシンプルで印象的なものでしたが、これはあらかじめ決めていたものなんですか?

    HYDE:いやいや全然。偶然なのか、YOSHIKIさんも狙ってたわけじゃないと思うんですよね。ただ、彼は嗅覚がすごいんだと思う。そこまで考えて言ってないんだろうけど、すべてが“あ、確かにそっちのほうが”っていうことがあってね。たとえば曲順も、僕は本当はL'Arc〜en〜Cielが最後のほうがいいと思っていたんですよ、曲がハッピーだからね。でも、よくよく考えたら、あの日はほとんどがX JAPANとGLAYのお客さんじゃないですか。そこでL'Arc〜en〜Cielの曲を最後に持ってきても、僕が思うような結果にはならなかっただろうなって、そのときに気がついたし。衣装も嗅覚でしょう。それにステージから帰るときエンヤが流れたでしょ。

    ──それがすごくよかったです。

    HYDE:あれはね、急にYOSHIKIさんが「エンヤを流したい」って言ったんだよ。確かに帰るときになにも音がなかったらさみしかったかもしれない。

    ──しかも、エンヤっていうセレクトがL'Arc〜en〜Cielのライヴのエンディングを彷彿とさせました。

    HYDE:やっぱり、ある種の天才ですよね。

    ──もうひとりの天才による<HALLOWEEN PARTY 2016>にも期待してます。

    HYDE:がんばりますね(笑)。

    * * * 

    天才と天才のデュエット
    +。(*′∇`)。+゚

    北米ヘッドラインツアーの
    インタビュー記事も楽しみですね☆彡







    今日も遊びに来て下さって有難うございます<(_ _)>
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    posted by miumiu☆彡 at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | †ラルク☆セトリ・LIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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